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晴耕雨読のフォト
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晴耕雨読のフォト

「晴耕雨読(割烹系ワイン居酒屋/谷四)」

 晴耕雨読と言っても焼酎の名前ではない。地下鉄谷町線の、谷町四丁目駅近くにある割烹のような店。割烹のようなと表現する理由は、店主はたぶん和食系の人ではなく、フレンチ系の人だと思うからだ。メニューにも、シャラン産の鴨を使った料理とかフォアグラを使った料理などが何品か並んでいる。あと、包丁を研ぐ時に砥石ではなくヤスリを使うところからも、和食系の人ではないであろうことを伺わせてくれる。

 さて、店に看板はない。隠れ家として利用してほしいという店主の思いだそうだ。メンソールは、晴耕雨読なる店があることは知ってたけど、店の所在地までは知らなかった。実はこの界隈はよく通るんだけど、今回偶然に見つけてしまったという感じ。

 店に看板はないと書いたけど、ワインのコルク栓が置かれ、この店が取材された時の雑誌記事がさりげなく置かれているので、見つけることはそれほど難しくはないと思う。灯籠に照らされた回廊の奥に店があり、扉を開けるとそこがカウンターになっている。テーブル席もあるし、個室のようなスペースもあるように見受けられたが、やや複雑な配置になっているので、何人くらい入れるのか、キャパシティまでは判らなかった。

 カウンターに座って、まずは日本酒(九平次)をオーダーする。この時点では、まだ割烹系居酒屋だと思っていたので…。メニューを見ながらこの日の食事の構成を考えていると、メニューには載せてないけど油目の造りがあるとのこと。これでメンソールのオーダーは決まった。油目の造り、鰈の唐揚げ。

 日本酒を飲みながら、突き出しを楽しむ。蕗や子芋など、和食の定番物が並んでいたんだけど、セロリのマスタード味にはちょっと驚いた。

 まずは造り。油目は新鮮で歯ごたえも十分。しかも、キモと胃袋の湯引きのようなものが供される。こちらはポン酢味なんだけど、メンソールは酸味のあるポン酢が大好きなので、胃袋を造りにのせた手食べたりしながら有意義な時間を過ごした。

 鰈の唐揚げは、丸々一匹分。もちろんメンソールは、鰭も背骨も頭も、すべて食べ尽くした。何も残らず。店主と話していくうちに、この店は和食とワインの店だと判ったので、二杯目は白ワイン。ワインは、白、赤ともグラスでも楽しめる。メンソールは昨年あたりから、口コミなどで、和食とワインを合わせる店をいくつか紹介されてたんだけど、ちらり敬遠してたところがある。これを機会に、そうした店に行ってみてもいいかなと思ったりもした。

 三杯目はグラスの赤ワイン。こちらに合わせたのは本シメジ。シメジと言ってもかなりでかい。そして合わされたのが自家製味噌にカマンベールチーズを漬けたもの。味噌の甘みがあって、なかなか面白い味になってる。これだけでも、酒好きには十分で、一合くらいは飲めてしまうかもしれない。もちろんワインにも合う。

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店舗情報

大阪府大阪市中央区南新町1-4-9昭和ビル1F 06-6943-4385
最寄駅: 谷町四丁目【大阪市営地下鉄中央線 375m、 大阪市営地下鉄谷町線 375m】
天満橋【大阪市営地下鉄谷町線 562m、 京阪中之島線 635m、 京阪本線 635m】
営業時間:[月~金]11:30~14:0017:00~23:30(L.O.23:00)[土]17:00~23:30(L.O.23:00)
定休日:日曜祝日
平均予算:〜¥1,000
平均予算:¥3,001〜¥5,000
シチュエーションサービス:
  

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