ちょうど、ミシュランを獲る直前に滑り込みで行けたお店。リニューアル前の店舗の内装を知らないのでなんとも言えないけれど、リニューアル後、すぐに伺ったので、清潔感のある店内は、好きな雰囲気。
ただ、席間隔が狭いため、隣の席の方の会話は思いっきり聞こえてきてしまって、少し閉塞感がある。
料理自体は、丁寧に作られた「ビストロ」的な感じ。繊細な、予想のつかない味が好きな私としては、「なんだか値段の割には・・・どうだろう・・」という感想でもあるが、サービスの方は、フレンドリーに話しかけてきてくださるし、行儀悪くも、連れの人とお皿の交換をして食べようとしたところ、「お皿の交換をさせていただきます」と、かけよってきてくださる気配り。好きです。
ただ、なんだろう・・。少し型にハマッた接客というか、フレンドリーなんだけれど、何か「硬い」というか。なんだろうなぁ。好みの問題かな。
でも、やっぱり「予約していた・・」まで伝えただけで「○○様ですね、お待ちしておりました」と、時間とお客の名前をしっかり把握して出迎えられるのは、さすが!安心して席につけますよね☆
ランチとディナーでは、出している料理の系統が全然違うようですが、わたしは、ランチでの利用。
牛肉の赤ワイン煮込みを食べましたが、いたって普通。少し、赤ワインの酸味が強かったのかなぁ。わざわざランチを食べに行きたいほど美味しいという味ではなく、夜に食べに行くかと言われれば、店員さんの接客が「サービス」以下の横柄な態度(ウェイティングのシステムもわかりにくい。スタッフが余裕がない)にガックリきてしまい、なかなか行く気になれないお店。
ただ、ディナーのメニューは見た目も華やかだし、想像力をかきたてられるようなものが多いようなので、気になる。このお店を絶賛されている方も多いけれど、サービスの質が、ランチとディナーでは違うんだろうか・・。そもそも、スタッフを総・入れ替えしているのかなぁ。
どちらにしても、夜に伺って「ハズレ」だった場合、あきらめのつく価格設定ではないので躊躇してしまう。どうなんだろう・・。
ディナー
移転前の大林ビル時代にランチでお邪魔しました。
蛙のお肉を食べたのは、ココが初めてだったかも。当時は、バブル期を思わせるような絨毯にテーブルで、内装には正直なところガッカリしてしまったのですが、移転後は、良さそうなので、味も好きな「メニューを見るだけでは予想のしにくい味」だったので、また行ってみたいなぁ。
ブログに書くためにメニュー・リストが欲しい旨を伝えたら、きちんと台紙つきの紙に貼り付けてサービスでくださいました。こういう心遣いは嬉しい。

あの「カランドリエ」出身のシェフということで、なぜかカランドリエよりも先に、行ってみたお店。
靭公園が目の前に見えるというロケーションは、緑の少ない大阪市内にあっては、貴重な場所かもしれない。
ただ、鳥取から一緒に行った家族は「普段から緑を見慣れているから、ロケーションに対する感動は一切なく。むしろ、あぁ、木が生えているね」ぐらいでしょうか。
奥様と2人でされているお店なんでしょうか?お2人とも、出すぎたところがなくて、とても爽やかな雰囲気。初々しいというのかなぁ。
全体的に、カランドリエと同じく「ハーブ使いの上手なお店」だなぁ、という印象。奇をてらったメニューはなく、オーソドックスなフレンチという感じ。ただ、胃袋に重すぎることはなく、むしろ、前菜からメイン、デザートに至るまで、口の中のバランスを考慮した構成になっていたと思う。デザートのローズマリーを使ったものが新鮮な美味しさでした!
好みかもしれないけれど、私はカランドリエよりは、こちらのお店の方が好きです。母も「オーソドックスなお料理が安心して食べられるし、値段もお手ごろだから、また行きたい」と言っておりました。
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