スイーツ番長
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味覚評価というものは主観的な要素が強く、楽しく美味しくが主義のスイーツ番長のブログはネガティブなコメントなどを公にしません。だいたい、クレームなどは直にいうしw。 自分は評論家やフードアナリストなどといった食のプロではありません。むしろ自腹(ゴチを含めてw)で食べ歩く究極の素人。ですが、それが幸いしてあらゆるしがらみのない自由なスイーツライフを堪能しております。おかげでそういった経験から培った体験

「谷川シェフの素晴らしい料理「真味只是淡」」
オーナシェフ谷川夫妻で切り盛りする、1日3組限定のその味と世界観と空間は権威的な格付けだけではなく、口コミサイトでも支持を受けている。
二か月前から予約待ちのレストランで、本来なら拙速な俺が主催できるするようなレストランではないのだが、どういうわけかご縁あって休業日に貸し切りさせていただくことになった。
それは、偶然にケンズカフェ東京で谷川シェフと一緒にスイーツする機会があって、その人柄に惚れ、素敵なグルメ仲間と食事がしたくてたまらなくなり図々しくもお願いした次第。
当日はあまりにも贅沢尽くし食事会となった。
ラノードール貸し切りということも贅沢なのに、同席のケンズカフェ東京の氏家オーナーがドンペリエノテーク1992を差し入れしてくれ、贅沢尽くしのスタートとなった。(写真 谷川シェフ)
(原則的にラノー・ドールは写真撮影は禁止されています。この日は貸し切りなので他にお客さんもいないということで特別に許可をもらいました)
ラノー・ドールの料理は、菜根譚の一節「醇肥辛甘非真味、真味只是淡」が頭をよぎる。
菜根譚(さいこんたん)は、中国の古典で現代では「生きるヒント」のような思想書のようなもの。
中国・明の時代の随筆集で処世訓に満ちている。「酒や料理の濃いもの、辛いもの、甘いもの、それらが主張するものは本当に美味しいものではない。素材がわかる味に本当のおいしさがある。」
という文で、転じて食べ物を人間味に例えている人生訓なのだが、ラノー・ドールの華美ではない洗練された味わい、上品なあと味の料理はまさに「真味只是淡」なのである。
せっかくの撮影OKなので、@ベルーガを!
今や、乱獲により幻になりつつある天然もののベルーガ。フランスから来日したシェフも日本で買って帰るというほどの上質な「上モノ」なのだとか。
スワロフスキーの容器にいっそうキャビアが輝きを増す。
スペシャリテの@<幻の卵>の半熟蒸し、トリュフとフォアグラのソースを公開。
フォアグラとトリュフと卵。これだけでは主張するもの同士なのに、かきまわせて渾然一体となる小宇宙の美味しさは三位一体の上質感。この味を求めて、セレブが足を運ぶというのも頷ける。
特別コースなので他の料理の詳細ははしょりますが、メインのあといよいよデセール。
@イチジクのボジョレー赤ワインコンポートとソルベ フルーツ添え
会食メンバー、一同無言で口にするデセール。
妖精の住処みたいなイチジク。奥行きのある甘さとその優しさが体に滲みじみと行きわたる、美しいおいしさ。
エスプレッソと小菓子をとりおえたあと、時計を見やればもう午前0時。
19時半からはじまった会食がすでにこんな時刻になっていようとは・・・
時忘れのフレンチは、料理と会話と空間がL'ANNEAU D'OR(黄金の環)と成す場所です。
小細工と細工の違いを知らしめてくれる谷川シェフの素晴らしい料理「真味只是淡」は再会せずにはいられない。
季節が変わったらまた訪れよう。まずは谷川シェフと皆さんのご健勝を祈りたい。
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