今日は雨がよく降っていた。私はいつものように自転車で雨の歩道をいった。今日おとずれたところは、石田屋というもつ焼き屋である。
車道のすぐ良くにあって、わかりにくいところであったが、左側を見ていったので、なんとかわかった。入ってみたら、すぐ右手にカウン
ー、左手に二人がけのボックスが三つあった。私は、入ってすぐ右のカウンターの端に席をとったら、およそ3秒後に、こちらに座ってくだ
さいと、中央にいたおばさんに言われた。その指示に従い、私はほぼ真ん中あたりの責に座ることになつた。
私は、そこから少し見上げた 所にすすけたメニュー表を見つけることができた。ダクトの陰にかくれていて、少しかがまないと、うまく見えないようなつくりになっていた。
メニューは、瓶ビールが510円。刺身380円、もつ80えん…のような感じであった。後は、いちいちメモしていないから、わからない。
席はカウンターで11ほど、詰めればあと二人は座れそうである。最初に注文したのは、子袋であったが、きらしているとのこと。さがり(豚の横隔膜)の刺身(完全な生)を注文する。これが、なかなか、いい。あ、それと同時にほかには血管をたのん だのであった。 インターネットのブログで見たところでは、かなり、怖いおばちゃんがいるとの事であったが、いたのはふつうの太ったおばさんでと、割と若いお兄ちゃんがひとりいた。何飲みますか?と聞かれたので、ビールと普通に答える。べつに、なにも(接客の感じ)はおかしくない。 あいそうがいいとは言えないが…
周りを見渡す。サラリーマンの人ばかりであった。奥に陣取っているサラリーマンが3人、手前にひとり、 雨の日なので、さほど客は多く
はない。
ビールを注文する。瓶ビールはキリンのラガーである。すぐにさがりの刺身が来たのでたべたら、これがなかなかいけるのである。さほど匂い
もなく、食感も硬すぎず柔らかすぎず、身に甘みもある。たれも、それほど濃くはなくビールのつまみにいける。それとほとんど間髪をいれずに、血管がきた。食感は、身のを堅くして、それはおよそ、4ミリほどの薄さにしたようなマカロニと言おうか…、そんな感じである。
ビールを2本目を頼んだあたりで、豚の肝焼き(ほとんど なまという)のを頼んでみた。誰かのプログで見て予備知識があったので、ほとんど火を通していないものでも,さほど違和感はなかった。刺身で 食べられるくらい新鮮なものを仕入れているということであるから、大丈夫であろう。ほとんど生のを食べたが、やはり、少し匂いはしたが、 肉の甘みも感じられたし,なかなかよかった。
仕込みの具合を見ると、もつは既に火を通してあるのを、ガスで焼く方式である。全体的に 焼きの速度は速い。それほどまつひつようはない。二つある焼き台のうち、一つはあいていて、遊んでいるが、客が増えてくるとすぐに火を つけて、焼けるようにしてある。 いろいろ考えているようである。それほど不潔でもなかったし、接客の感じが悪かったようにも思えない。
私が見たネットのブログの批評は、すでにかなりまえのものだつたのかもしれないが、全体的にそれほど悪くはない と思う。
しばらくしてから、どうやら、怖いというおばちゃんがきたが、おばあちゃんという感じで、もう、かなり体が辛そうであった。勘定を頼んでも普通にやってくれた。子袋は残念であったが、それは、またの機会ということで また、楽しみが増えたということで、面白かった。
石田屋第二段です。今回は、念願の子袋ですよ。
今日は客は少なめである。テーブル席に男女ひと組、カウンターは、三人だけであった。私は表からすぐの所にすわった。ほんとに少しだけの間、ほんの何十秒かの間に、一人私の右隣に客が座ったのである。
今日はこの店の主である。(本当の主人は、おじいちゃんだと思う)おばあちゃんが最初からいた。それで、こういう会話がきこえてきたのである。
「私は、そういう意味で言ったんじゃないですよ。持ち帰りされると、店にいるお客さんの分のさがりがなくなりますから」
と、つまり、私の隣にいる持ち帰りの客に対して 、たしなめたわけである。おこったわけではない。今日は、おばあちゃんが最初から登場したのは、定年退職したじいちゃん相手だったのかもしれない。なんせ、早い時間にきたことはないので、そこは推測するしかないわけである。
持ち帰りのひともかなり年配の人であったから、そういう人には、やはり年の近い人が言うべきであろうし、若い人ではいいにくいでしょうね。そのあたりが、始めてみた人には、厳しく見えるのでしょう。客だから何をしてもいいというわけではないでしょう。やはり最低限の礼儀は必要でしょうね。
そこの店には、そこの店のやりかたがあるのですから、ある程度はそれに従うのが筋というものです。やり過ぎは、いけないでしょうけども…
今は、感じのいい店が増えました。それに慣れると、普通の所でもていやな感じに思えてしまうものです。自分自身の基準をもって、いろいろな所に行っても自分自身で判断することが一番重要だと思います。入る時に躊躇するようなところなら、やめればいいのですし、それでも入るのなら、それなりの覚悟をもって臨むべきでしょう。
「ビール、お酒どうします?」
「ビールで」
私は張り紙を見て、今日は子袋があるなと、思ったので、その、おばちゃん(正確にはおばあちゃん?)に子袋できる?と聞いたのであった。
目配せで(なんか、めんどくさそうに)
「あるよ」
といい、さらに、おくで仕込みをしているおじいちゃんに対して、できる?ときいていた。すぐに用意をしてくれて、それとともに、張り紙も撤去されたのである。なるほど、ブログのひとのかいたそのままである。今日は念願の子袋の刺身をようやくいただけるようになったわけである。
味はというと、柔らかいホルモンの煮込み(味の薄いのです)を何層にも重ねたような食感に、ほんの僅かではあるが、豚の臭みが感じられるが、それほど気にもならない。予想したのでは、もっとトロットしているかと思ったのであるが、それはなかった。
私が頭の中で考えていたのは、鱈の白子のようなしっとり感と甘みであったたが、かなり違うな、とうものであった。
軽くゆでてある。全くの生ではない。なかのほうまで火は通っている。でも、堅くはない。
あじはというと、ホルモンとそれほど変わり映えはないかな、という感じかい…食感を楽しむものですか?見た目がだめな人は、全く駄目でしょうし、平気な人は、こんなものかな?という程度のものであろう。次からは注文しないですな。完全な生ではないのは、ブログで紹介されている写真をみてわかっていたので、がっくりはしません。それだけ。
肝焼きは、一番最初に行ったときは、半生で旨かったのであるが、二回目に行ったときは完全に火が通ってしまっていて、うまくはなかった。今日は一本だけ注文した。
やはり、レアのを食べたいので、万が一のため一本にしたわけである。(パサパサのを食べたくないですから)今日のは串の先のほうがミディアムになっていて、その下はウェルダンだった(笑) 生の所は味はいい、でも、やはり、完全に火が通ってしまうと、いまいちでしょうね。前もきた時にやっていた男性が焼き番であった。
今日は別に忙しくもないのであるから、もう少し丁寧に仕事をするとよいと思いましたね。接客の感じは悪くはありません。こういう場所ですから、といってしまえば、それで終わりますが、火の通し方は、いつも同じようにしてもらいたいです。忙しいときと、暇なときの落差が大きいのもいただけないが、せめて、暇なときは、もう少しキチンとしてもらいたいものである。せっかくいいものを仕入れているわけですからねぇ。その素材をよりいかすためにも、あの彼には、もう少し勉強していただきたい、そう思った次第である。
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