今回はグルメ会が続きましたが、メンバー4名で個室を予約訪問してみました。ふぐ料理は久しぶりで、しかも2011年のミシュラン東京で、ひとつ格上げされ三ツ星レストランになった注目の料理店なので期待は大でした。場所は、外苑西通りを広尾方面から来て、西麻布の交差点に程近い路地を入った、マンションの地下にあります。通りに沿いに看板がでているので、お店の場所は意外と分かり易いかと思いますが、入り口は看板から少し先に進んで階段を降りたところなので、初めての方は若干戸惑うかもしれません。コースは、2万円、2万5千円、3万円のふぐコースがあり、私達は2万円のふぐコースをお願いしましたさらに追加で白子寿司と白子酒を注文しました。・前菜:素敵な朱塗りの盆に、見た目も鮮やかな小鉢が3種類(湯葉・つぶ貝・菜の花・いくらほか)・小吸い物:白菜すり流し、海老芋万頭(白菜の甘み、そして旨みが凝縮された濃厚な和風スープ)・ふぐ刺し:これが今回最大のハイライトで、素晴らしい大皿に全く引けをとらない、大輪の素晴らしいふぐの花が咲いています。とても見事なふぐ刺しです。少し厚めに引かれたふぐ刺しは、1枚づつ食べても十分にその存在感を感じることができます。皆さんこれで終わっても満足との印象でした。たぶんこれ以上のふぐ刺しを食べられる店を探すのは困難と思えるレベルでした。・ふぐの唐揚げ:大ぶりの身が3つ。衣は薄めで、とてもパリパリしています。そして、身は肉厚でふっくらジューシーで熱々。これもまた、なかなか味わうことの出来ない極上の品だと思います。・白子寿司:黄飯の上に白子とポン酢で和えた玉ねぎが乗っています。白子は口にいれた瞬間、溶けてなくなってしまうほどトロトロで、黄飯と玉ねぎとの相性も良かったです。・ふぐちり:仲居さんが、慣れた手つきで手際良くふぐちりを作ってくださいます。この辺はほぼ満腹状態でしたので、味の感覚がにぶってきて、おいしいと思いますが、麻痺状態で残念!とくに丸餅は空腹時に食べたかった!・お雑炊:お雑炊は、シンプルに卵でとじてネギをのせただけでしたが大変おいしかったです。・デザート:120%の状態でしたので、よく覚えていません!(笑い)今回の所要時間は3時間、この上ない至福の時を過ごせました。費用は予想通りひとり\32000とかなり贅沢をした割にはまあまあのコスパであったと思います。ただこのレベルの料理店そう訪問は困難と思いますが、今回丁寧で気持ちよいサービスをしていただいた仲居さんにお聞きしたら、事前に電話予約いただければ、くぶ刺しとふぐ天丼(今回は食べれなかったがおいしいらしい)という組み合わせでワインを飲んでひとり二万円弱で対応してくれるとのこと。もし機会あれば次回この簡易コースにチャレンジしてみたい。最後に皆の意見としては、確かにふぐ料理店としてはここ以上はないが、和食というカテコ゜リーの中で比較するとミシュラン3星としてみると看板になる料理に物足りないのと価格がもう少し安めであることがポイントとの意見であった。
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