出張で来訪、日曜の夜も深夜にさしかかるころ札幌から、北の国からよろしくディーゼル特急で3時間かけて到着。気分はもう青函連絡船、演歌、場末。当然まわりのお店はほとんど閉まっていて、でも名物たべたいなーと思って、探してタクシーで到着。なんとも函館ムード満点のしんみり寂しい雰囲気。駆け落ちの二人が行き着いているであろうホテルのお土産屋の脇に併設されているカウンターだけのラーメン店。寡黙な店主と、小さいテレビからは野球中継。まばらな中年のお客は、地元の常連だろう。出てきた塩ラーメンをすすると、函館の味。しんみり美味しい。疲れたときにひとりで訪れるにはちょうどよいひっそり迎えてくれるラーメン屋。デートで行くと失敗すると思うので、独りで行くことをおススメします。演歌、青函連絡船。塩、ラーメン。こんなのもたまにはいいね。
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