朝の散歩中、暖簾のかかっている店があったので「出しっ放し?」って思ったら立ち食いそば屋だった。僕は池波正太郎ではないので、散歩の途中で何か食べたりはしないのですが、こんな場所には二度と来ない可能性があるので入ってしまった。どこの駅からも遠く、近所に駐車場もない、バス停は目の前だけど。とっても腰の低い男性店主が一人でやってるらしい。かき揚げそばを注文したけど、気が変わって春菊天(340円)に変更。食券制ではないので1040円払ったら、10円玉だと思って出したのが一枚5円玉だったのだが、なぜか店主が「申し訳ないです、すいません」って。麺は茹でおき、天ぷらは揚げおき。コシがなくて柔らかいそばです。汁は出汁とかえしのバランスが良い。春菊天ってたいてい葉っぱのままパリパリサクサクに揚げる店が多いけど、ここは細かく切った春菊で作ったかき揚げ。9割がたコロモです。なんか昭和の立ち食いそば屋って感じで美味しかった。あとから入店して来たのは常連さんばかりらしく、入って来るなり「そば半分で卵の黄身?」とか「今日はそば?うどん?」とかのやり取りが、聞いていて楽しかった。
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