2010年度のミシュランレストラン東京のスタートは恒例の六本木ロブション。ここは個人的には雰囲気が一番好きなレストランで、特に入口から入って一番奥のカウンターの席をいつも予約することにしています。ここからのレストラン全体を眺めるのがなぜかホッとするからです。入り口の自動ドアを2つ通り抜け、受付の女性に話しかけると、あらかじめ指定していた場所にあるカウンター席に案内して頂きました。外からも見える通り、店内は赤と黒の内装です。カラフルな置物がうまく配置されており、照明の光が反射して綺麗に輝いています。カウンター上には黒い器、その上に純白のナプキンが用意されています。パンを置く四角い皿や、飲み物用のグラスは赤色。その向こう側には、季節感を感じさせてくれる果物を使った自然が再現されており、店内にいながら冬の訪れを感じる事ができます。総じて、これまでに経験した事の無い色彩感覚で、なかなか楽しめます。料理は、前菜から、メイン、デザートに至るまで、満足いくものでした。ホタテの鉄板焼きやメインの牛のほほ肉はやわらかくておいしかったです。綺麗な盛り付け、美味しい料理。美しいデザート。この内容でひとり一万円程度で食べれるのはリーズナブルです。今回写真のようなローソクのようなデザートが視覚も味覚も刺激してくれて印象的でした。ここは視覚で食事することのできるレストランだと再認識しました。四季ごとに訪れることにしています。
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