(0)

Aeolus

Aeolus さんの「 【閉店】東大おでん 」へのクリップ

いいね!

ふと気づくと、女の子も含めた四人組と、それから男性三人組が先に待っている。三人の方は、どこかのブログで見た通り、泡盛の缶を買ってきて、グビグビ飲みながら待っている。さすが~ 実際に開くのは10時頃って言われているから、あと一時間、何もすることなく待っているのか(iPhoneは、バッテリーが切れかけてる)と思っていたら、なんと!

9時15分に、シャッターの音がして、いきなりオープン。優しそうなおばさんが現れて、「雨で待っているのはたいへんだろうから、まだ準備できてないんだけど、入ってサー」(語尾は、かなり適当な記憶)と。これは、ラッキー!早速、店の中に入って、カウンターの真ん中に座りました。



とりあえず、これまたブログで見た通り、ミミガーと泡盛を注文。泡盛は「この中から選ぼうね~」と、沖縄独特の命令形(!)で見せられたショーケース(と言うか、ガラス棚)から、菊の露を選ぶと、一合とっくりになみなみ注いでくれて、あと氷も用意してくれる。水・・・は、あらかじめテーブルにありました。待つことしばし、まずはミミガーとハツに酢醤油をかけたものが、島唐辛子を一つ横に添えて出てきました。

うまいな~ 普通にうまい!ちょっと食べ飽きたかな、ってころに島唐辛子をかじると、また口の中がリフレッシュ。そうこうしているうちに、目の前で、圧力釜がシューシュー音を立て始め、テビチがゆだってきたようです。そう、焼きテビチ、といっても、いったん圧力鍋でとろとろにしてしまったものを、一部はおでんに、そして一部は(大部分は?)、このお店の名物、焼きテビチにします。

見ていると、鍋から、なにか油かお出汁かをフライパンに敷き入れ、その上に、ぐずぐずになったテビチの塊を広げ、時に押さえながらひたすら焼きます。かなりしばらく焼いたあと、まるでホットケーキのように何度かひっくり返して、焼き加減を確かめて・・・だいたい30分ほど火を通してできてくるのが、これ、焼きテビチでした。


向こうにあるのが一合とっくりだから、大きさが想像できる出ようか?まるで、クリスマスケーキのスポンジ一段分はあろうかという大きさ!うーん、食べきれるのか?



しかし、香ばしい香りにつられて、かじりついてみると、いい感じ。とろとろな中身と、かりっとした皮とが、妙なマリアージュで、泡盛を流し込みながら、がつがつとは言いませんが、いつの間にか、箸が進みます(と言うか、実は大部分が骨で、食べるところは結構少ないので・・・)

最後の方は、味を変えてみるために、ちょっとだけ酢醤油をつけてみたりもしながら、完食!おでんのテビチとも、そして焼いた豚足とも全く違う、まさに、焼きテビチでした。



最後は、おなかにご飯の入る場所はなかったので(と言うか、たぶんメニューにご飯はない)、野菜おでんを食べて(この日は、小松菜)、締めました。これで1600円は、安いよね~

それにしてもこのお店、カウンター周辺は常連席のようで、居心地悪いかな?なんて思っていたのですが、どうしてどうして。ママは優しげで、適当に(常連さんの)話を振ってくれるし、常連さんは常連さんで、ママとの掛け合いが秀逸だったりで、ほんのちょっとその輪の中に加われたような気がして、楽しく過ごせました。そうそう、極めつけは、おでんのお鍋の横にある、荷物置き用の椅子に、一人だけ座って新聞を読んでいた常連さん。目の前を(いや、目の横を、か)ママが忙しげに動き回っているんだけど、悠然と座って泡盛を飲みながら新聞を読んでる。ここは、特等席らしく、僕の右の席のお客さんも、「そこは、僕の席なんだよ。○○君、まだ、そこの席に座るには、肩の力が抜けてないね」なんて感じで茶化したりして、大笑いでした。



東大おでん、あちこちで紹介されているように、確かに通常開くのは九時半以降。この日も、九時半頃から人が増えてきて、10時に満席。そのあとに来たお客さんは、しばらく待つことになったようです。(雨が降っていたので、帰っちゃったかも) 観光客としていくのなら、9時過ぎに並ぶのが一番かもしれませんね。缶泡盛、飲んで待っても飲まなくてもいいけど。

  • ツイート

このお店をクリップする

利用したのは ディナー

一人当たりの支払額 〜¥3,000

【閉店】東大おでん

【閉店】東大おでん

【閉店】東大おでん

  登録されていません

  まだいません

コメントはまだありません

絵文字

絵文字入力
閉じる

投稿