久留米で長年愛される煮込みうどんの老舗久留米荘。その歴史は50年以上とも聞くが詳しくは知らない。わたしは幼い頃、久留米荘本店の近くに住んでいたが、物心ついた時には、すでにそこにあったという記憶しかない。久留米荘には、久留米荘本店・久留米荘グルメシティ店・久留米荘久留米岩田屋新館地下がある。久留米荘のうどんは毎日、本店から車で支店に直送しているので、基本的にはどこで食べても味は同じである。ここのうどんは、やわらかい細めの自家製うどんを出汁と一緒にぐつぐつ煮込んだ煮込みうどんというスタイル。讃岐うどんとは正反対のうどんだ。出汁は昆布と煮干の風味が効いた濃いだし汁、それを一杯ずつ鍋で、出汁とうどんを一緒に煮込んでいる。よく出汁の染み込んだ、とろっとした味わいのうどんだ。久留米人の私にとっては、なんとも懐かしくてやさしい、正に故郷の味ともいうべきか。今日は、その支店の久留米荘グルメシティ店に行ってみた。土曜日から子供が風邪をひいてしまい、あまり食欲がないということで、久留米荘のうどんのお持ち帰りを買いに来たというわけだ。病気の時にはオススメだ!さて、今回、本店には行かずここに来た理由。それは単に車だったからだ。久留米荘グルメシティ店は、グルメシティJR久留米店(旧ダイエー)というスーパーの一階にあり、地下に駐車場があるので非常に便利なのだ。この店は、本店と違ってオープンキッチンなのでカウンターから厨房の中が丸見えだ。だから、うどんを注文してから出来上がるまでの工程が全部わかるのがラーメン屋さんみたいでいい感じ。わたしは、「ごぼう天うどん」と「おにぎり一個+かしわおにぎり一個」、お持ち帰りのうどんを3人前注文した。 ここの「ごぼう天」は、細く千切りしたごぼうを掻き揚げにしたもので、口当たりはさっぱりで軽くとても美味しい。 はじめは、ごぼう天のサクサクした食感を味わい、後でこれを甘めのうどんスープに浸して食べると、別の食感が楽しめる人気商品だ。また、メニューにはないので地元の人しか知らないと思うが、実はここのおにぎり かしわおにぎり いなりは、店員さんに言えば一個からでも注文することが出来る。だから今回、私が注文したように「おにぎり一個+かしわおにぎり一個」が可能になるのだ。もちろん「いなり」の組み合わせでもOKだ。今日は、ごぼう天うどんにしたが、他にきつねうどん 肉うどん 丸天うどんなども人気だ。久留米荘は久留米の食文化を語る上では重要な店であると言えよう。実は、その「久留米荘」が密かに全国デビューしていた!?それは・・・一風堂の河原社長が、「久留米荘」をテーマとして銀座五行で【久留米荘はロックだ!】http://ikemen.blog.so-net.ne.jp/2009-05-30博多 五行で【ロック久留米荘】http://www.ippudo.com/news/event_news/を開いていたのだ。しかし何故、福岡の一風堂の河原社長が、久留米のうどん屋で久留米荘なのか???という感じだが、実は河原社長は小さい頃、久留米市三潴町(旧三潴郡三潴町)に住んでおられたことがある。数ヶ月前、「カンブリア宮殿」に出演されていた時に語っておられた、河原社長の原体験のラーメン屋さんが、この近くにある久留米ラーメンの老舗 昭和23年創業の潘陽軒本店であることからしても、恐らく河原氏にとって、久留米荘はその頃の幼少体験から来るものであろうと思う。久留米の食文化が全国に発信されることは、地元民からすると大変嬉しい限りだ。
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空の軌跡2009 へぇ、今日はいいコメントを見せて貰いましたよ。
2010/12/02 06:29