「紙ひこうき」だなんて変わった名前ですが…正式名称は「和風洋食屋 紙ひこうき」でございます。って、「和風洋食屋」の名にある通り、普通の洋食屋さんではなく…「洋食屋」+「居酒屋」みたいな感じのお店になります。実際に酒類も豊富に用意してあって、昼は食堂、夜は居酒屋のようになっている様子です。場所は甲斐市長塚というところで…甲府市との境になります。6号線(北バイパス)の東町交差点から106号線に入って少し行った左側です。…といっても、ここは行こうとして行ったのではなくて、この近くに所用がありテキトーに走ってランチを食べれる場所を見つけようとしたのです。探し回っていたら、飲食店の集合住宅みたいなのがありまして…偶然ですが、1階には以前、行ったことがある「ラーメン NARU-TO」がありました。一度、行ったことのある場所はネタにならないので、どこか他にないかと見渡したところ2階に「紙ひこうき」という看板が見えました。看板には「おいしいお酒があった おいしい食事があった そして やさしい気持ちになった」…そう書いてあります。ただ、なんだか外から見た感じ、店内の様子がまったく分かりませんしね…躊躇しましたが、迷っている時間がなかったので思い切って入ってみました。店内は、それほど広くはありませんが、店主さんが一人で切り盛りしているので、ちょうど良い規模かと思います。昼時だったので日替わりランチにしましたが、「Aランチ(サラダ付き)」(850円)、「Bランチ(サラダ、ライス、スープ付き)」(950円)と2種類用意されてます。この日はAが「タンポポオムライス」、Bが「から揚げ&オムレツ」でございました。タンポポオムライスも気になりましたが…唐揚げが食べたかったので、Bにしました(笑)。ちなみに、メニューは十八番のオムライスを中心に…洋食屋の定番メニューであるハンバーグ、ピザ、ドリア、シチューなんかが揃ってます。他にオツマミも豊富に用意されてますし、酒類もたくさん種類があるので、居酒屋としても十分に楽しめるはずです。注文を取ると店主さんは、テキパキと料理するのが、カウンター越しからも見えます。唐揚げを揚げるジューっという音と匂いが伝わってきますしね…ホントに料理しているのだか怪しいファミレスとは対極にあると思います。10分ほどで料理が出てきました。カラッと揚がった唐揚げに、フワっとしたオムレツ、そして温かいスープ…料理のひとつひとつがオーソドックスながら、とてもバランスの良い味がします。美味しくって、腹をすかせた子どものように(って、実際に腹ペコでしたが)、ガツガツと一気に完食してしまいました!!食べ終わって少し店主さんと話しましたが、とても優しそうで気さくな方でした。まだ30代半ばのような方ですが開業して、ちょうど10年になるそうです。食べ終わって店を後にすると…なんだか、とてもホッコリした優しい気分になれて、看板の触れ込みは嘘ではありませんでした!きっと、店主さんの人柄と、お店の雰囲気によるものなのでしょう…また行きたいと心から思う店です。尚、公式HPに店主さんのブログがあります。哲学的ですが、読むとナルホドと思うブログですよ!
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