「気分良く2時間を過ごした。」夜、夫婦で行ってみた。5時半頃TELして、8時半の予約が取れた。エクステリアもインテリアもモダンで、すっきりして、白木(檜)のカウンターが美しい。客は結構入っていて、入れ替わりもある。繁盛店のようである。酒は店主のこだわりの純米酒が3種類だか用意されているが、ぬる燗を頼むと白鹿(だったと記憶)が出された。一合が本当の正一合という感じ。ビールはプレミアムモルツの小瓶。初めてなので店主のスタイルに従って食べてみようと思って、「おまかせ」でやってもらう。つまみで印象に残ったのは穴子の湯通し(昆布だしで和えて、ゆず胡椒が添えられている)、戻り鰹の土佐造り。姫さざえは肝は取り除かれてしまっていたのが残念。大間のまぐろの赤身も出たが、それほどの「おお〜!」という感じはしなかった。あわびは美味しかった。握りは思ったほど出てこなかった。まぐろ赤身、まこがれい、鯖、こはだ。その他、卵焼き(しゃり抜き)と巻物(鉄火巻き)。最初から「お好み」で握ってもらえば良かったかも。店主が開発したという透明な飴色に煮上げたカンピョウを見せてもらったのに、カンピョウ巻きを食べて帰るのを忘れたのも悔やまれる。鮨そのものは実はあまり印象に残っていない。まぐろも思ったより線の細い、味わいの淡いものだったように感じた。親方(店主)は鮨職人というよりも、学校の先生か牧師さんのような雰囲気の人。英語とポルトガル語には対応可能とのこと。他には若い職人が接客も兼ねて働いている。カウンターのみ全8席のこじんまりした店の雰囲気は良く、常連同士ばかりでなく、私たちのような一見の客もくつろいで時間を過ごすことができた。鮨を味わうという一点に搾って言えば、ちょっと物足りないものを感じた。ビール小瓶2本と酒を3本飲んで、2人で3万円で釣りがきた。
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