「本物のパンがここにあった！」全く宣伝をしていない。しかもすごく辺鄙なとこにある。だけど10年以上続いている不思議なパン屋。その理由は、一度パンを食べてみたらわかりました。とにかくパンがすごい！おいしいパンってどんなパンだろう？ふわふわ、やわらかい、バターたっぷり、生クリームたっぷり？？大量生産とTVCMにいつからか僕らは洗脳されていないだろうか？ドライイーストをつかって、急速発酵。外国から輸入された農薬たっぷりの小麦粉。油たっぷりの調理パン。甘いだけの菓子パン。確かにおいしいかもしれない。でも、それは身体にとっておいしいのだろうか？毎日、こどもに食べさせていいのだろうか？その答えがここにありました。自家製天然酵母を無農薬の果物や野菜、ドライフルーツなどでつくり、国産小麦粉はもちろん、塩、砂糖（粗糖）、全てが安全で安心できる天然素材のみでパン作りを行っている。 パン（酵母）のペースにあわせて作るため、普通のパンの何倍も時間と手間をかけており、大量生産ができない。しかしながらかつてはハウステンボスやホテル、老舗百貨店でも販売しており、小難しい健康食品のたぐいでないことは明らかです。（現在は生産が追いつかず、自店舗のみで販売）。 しかも、スタッフはわずかに2人。オーナーのタカマスさんと、相棒のマー爺。この2人がまた面白い。そして本当にパンを愛している。まさに寝る間を惜しんでパンと日々格闘しているみたいです。スーパーやコンビニになれた僕らにはちょっと高く感じるかもしれないけど、値段以上の価値はあると思います。
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