想像以上でした。一度は足を踏み入れてみるべきお店だと思います。■入口2つあります。大通り沿いの扉と脇道から入れる扉がありますが、大通り沿いの方からは入れません。■店内中央が暗く、席のあるスペースと厨房、バーカウンターだけが明るくなっていました。私が待ち合わせの席が分からず戸惑っていると、どこからともなく「そっちじゃないよ」との声。店主のペペ・アンドレ氏でした。ペペ氏に通されたグループ客用のスペースは、天井が高く、その壁面には横尾忠則の絵やどこかの民族衣装が飾ってあり、テーブルの上にはレトロな秤、窓にはステンドグラス。トイレの扉には、女性用には唇、男性用には髭が飾られていました。雰囲気はまるで、寺山修司の天井桟敷。昭和の前衛芸術の空気がむんむんしておりました。帰り際、横尾忠則さんの絵が気になったのでペペ氏に聞いてみたところ、「200万で買ったよ。今はきっともっと高いよ。ほかのも高いよ」とサラッと自慢されました。■お料理それが本当にユーラシア料理なのか比べることができないのですが、今まで食べたことのないものばかりでした。特に驚いたのが、一見ハンバーグに見える茶色いかたまり。なんと、切ると中は緑色。ペペ氏によれば、「中はパセリ、外側は豆とニラだよ」。でも、おいしい。不思議とヘルシーでおいしいのです。■ペペ氏風貌はロン毛の樹木希林、喋り方は下條アトム(に近いけどちょっと違う)。一見怖いのですが、お料理の説明もとても丁寧だし、「女性にお料理切らせちゃダメよ」とかいろんな点での気配りが私は好印象でした。ただ、トイレに立った時、ペペ氏が暗がりのソファに座ったまま眠っていたのを見た時はちょっと驚きました。さらに、次に見た時、何事もなかったかのように目をパチッと開けていた。二重に驚きました。また、会計後、ペペ氏も一緒に記念撮影をさせてもらったのですが、「撮った写真送ってね。なんかみんな、撮っても送ってくれないんだよね…」と寂しそうにしていたので、「写真、送りますよ。メールアドレスとか教えてもらえますか?」と聞いたら、「メー…ル?なに、それ…?ああ、ええと、ホームページとかはやってないの、分からないの」とのこと。郵送で写真をお送りすることになりました。■まとめここは体験するお店です。変わることだけがいいことではないんだなと気づかせられます。
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torajiro 行ってみたいとは思ってたけど…衝撃??
2013/02/12 09:44
いとうちえ あの衝撃はクセになります。ぜひ。
2013/02/12 11:25
れいめん おねえ言葉。
2013/02/12 20:04
いとうちえ あの口調は仲間内でしばらく流行ります
2013/02/12 20:36
めねふね太郎 ペペ氏に興味津々
2013/02/13 12:10
いとうちえ ペペ氏も一緒に集合写真撮りましたw 嬉しそうに写ってます
2013/02/13 13:11
いとうちえ ここの記事がすごい http://getnews.jp/archives/14646
2013/02/13 21:12
れいめん すごい・・・w レストランに行くのに初心者/中級者/などがあるのか。
2013/02/14 11:14
いとうちえ お店に行くというよりはペペ氏を目撃し、体験することのスキルなんじゃないかとw
2013/02/14 12:17
nanahana 連れてって・・・まじで(笑)
2013/02/18 01:34
いとうちえ 行きましょう☆ 行きたいメンバー集めてツアー組みましょうw
2013/02/18 11:04