ワイン仲間では一度はイタリアンでは西麻布の「ヴィーノ・デッラ・パーチェ」和食では六本木の「小田島」でワインとのマリアージュを味わってみることが常識?とのこと。今回まだ体験してなかったので、すでに何度か訪問しているワイン好きの同伴者と訪問しました。場所は、六本木駅から徒歩7分くらい。明治屋を通り越しコンビニの奥を右へ。三船などを過ぎてしばらく行って六本木ホテルのある角をちょっと左に入ったところ。周りにお店も少なくなり、ややわかりにくい。が、この界隈は龍吟などよいお店が多くある立地です。(ホテルもありますが・・・)カウンターに腰かけ、8000円のおまかせコースとそれに合うワインとのマリアージュをお願いしました。最初の数品は、シャンパーニュに合わせた?和食のおつまみですが相性はいまひとつでややふつうの割烹料理やないか???と思いそうな内容でしたが、塩で味付けしたフォアグラと大根のダシ汁が浸されている一品に白で甘めの貴腐ワインが出てきたら、これはいけると思い直しました。貴腐ワインとフォアグラのマリアージュは抜群でした。その後刺身盛り合わせに赤ワインこの二品はなかなか感心させられるレベルでした。フォアグラは甘いものが合うので、まだイメージできましたが、刺身は赤ワインが一番合わないと思ったら意外や意外。結構合うんですね、勉強させてもらいました。それ以外も数品続きましたが、料理ごとに赤やら白やらでカウンター越しのご主人や息子さんの話を聞くとかなりテンションあがります。気がつくと店内はお客で満席。同伴者は何回か来ているのですが、今回は女性の比率がかなり高くご主人もテンションが上がっているようでした。メインは定番の組み合わせですが、フィレ肉に赤ワイン。これも赤ワインで煮込んでいるようで、ワインとの相性も抜群でした。ワインリストも豊富でワインも良心的。お会計も結構グラスで飲んで二人で¥26,000とかなりリーズナブル。ワインだけで6~7杯は出てくるのでかなり強い人でないと酔っ払ってしまいます。同伴者もドイツからの帰国後でしたりで時差で何度か飲みながら失神?(笑)していました。ただ以前いたソムリエが独立したので、今夫婦と息子さん3人で毎日20人程度の客の相手をしながら料理を出しているので、かなり大変そうでたぶんサービスも料理も以前より落ちているような気がするとの同伴者の感想でした。相対的には満足いくディナーでした。 小田島に来る客は皆さんがワインが好きというオーラが出ており、これは美味しいという料理とワインをズバッとストレートに出してくる印象。こういうまじめにマリアージュを狙ってくるお店大変貴重だと思います。和食にワインの店、非常にわかりやすくて楽しい店でした。
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