「ひぐち家(心斎橋)」 心斎橋でお勧めの店はあるかと聞かれたので、延髄反射的に『ひぐち家』と行ってしまった。「じゃ、連れてって」とアコが言うので、心斎橋の『ひぐち家』へ。2006年12月にグランドオープンしたらしい。白肉系、いわゆるホルモンの店なんだけど、店内は明るくて清潔で、これから怪しげな関係になりたいと思ってる女の子を連れて行くのもOKな店。もちろん、その娘がホルモン系OKなのかどうかは事前にリサーチする必要があるが…。 メンソールとしては、焼き肉に一番合う酒はマッコリだと思ってるんだけど、ホルモン&ビオワインのコンビネーションにもそそられるものがあった。「オーダーはメンソールに任す」とか言われたので、「メンソールにオーダーを任すとえらい目に遭うで」と一応釘を刺してからオーダーした。 まずは、さくらセキズイ。これは馬の脊髄。味はあまりないので食感を楽しむものかもしれない。馬系のホルモンは他にもいろいろあるんだけど、常時入荷しているわけではないので、とりあえず行ってから聞いてみるのがいいと思う。ダシに塩を加えたつけダレを使う。この日入荷があったのは、さくらセキズイの他はコジュズと言われる馬の直腸。ちょっと癖があるという話だったんだけど、全然気にならなかった。塩モツ五品はコリコリ、豚軟骨、キモグレンス、ネクタイ、地鶏の盛り合わせ、モツ盛り合わせの中になぜ鶏肉が入っているのかが判らなかったりするが…。 白肉だけでは芸がないので、赤肉系三品盛り。こちらは、ハラミ、上ロース、上バラで、見事なサシが入っている。聞くところによるとA5ランクの肉しか扱わないらしい。ワインの方は、ビオビオなワインが飲みたいとリクエストしたら、ソムリエが持ってきてくれたのが三本。その中から選んだのは、エチケットが気に入ったボトル。軽い目なんだけど華やかで、白肉系には十分合う。もちろん、白肉に対してなら白ワインを合わせてみるのも面白いと思う。実は、こちらのソムリエとメンソールは、久々の対面となった。メンソールは覚えてなかったんだけど、梅田の『バー・アルテミス』におられたらしい。『バー・アルテミス』と言えば八木さんなので、『リンク・バー』の話になるんだけど、八木さんはすでに別のことを考えているらしい。 今回メンソールはオーダーしなかったけど、鍋コースがあったり、飲み放題コースもあったりするらしい。次回行くときには、上ミノのコンフィとかりぼん鍋とかを食べてみたいかも…。ちなみに、りぼんというのは小腸のことで、焼くとりぼんのようになるのでこのように呼ぶらしい。2名用の個室もあったりするので、密談するはいいかも…。
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