「創士庵(きのこ専門料理/北生駒)」 佐和子に教えてもらった店なんだけど、秋になったらオフをしようかなと思ってたので、ちょっと下見に行ってきた。近鉄けいはんな線が開通してアクセスしやすくなったけど、ウェブ(http://www.sousian.com/top.html)によると2002年にリニューアルと書いてあるので、歴所のあるきのこ専門店らしい。メンソールは飲兵衛なので、基本的には車を運転しない。けいはんな線が開通しなければ訪れることもなかった店と言うことになる。 公園の向かいに民家のような感じでぽつんと店がある。扉を開けると、中は結構広い。個室も三つあるらしい。メンソールの目的は、もちろんきのこフルコース(2,940円)だったんだけど、このコースに肉料理か魚料理が更に一品付く3,990円のコースにしてみた。結論から言うと、ボリューム的には2,940円のコースで十分に満足できると思う。 前菜は四種類。正確には三種盛りプラス一皿。まずはこごみのゴマあえを一口。なかなかに良い感じ。白キクラゲの金針菜のオレンジドレッシングも、酸味が好きなメンソールにとってはうれしい一品。筍の蕗味噌も久しぶりに食べたか。木の芽和えとか蕗味噌とかって、和食を食べてるんだという気分にしてくれる。前菜のプラス一皿がエリンギのローストビーフ巻き。 作りはトロサーモン、長野産の一夜茸、エリンギなど。一夜茸というのは、二本では一カ所しか栽培していない珍しいきのこらしい。 次は、揚げ物。春野菜と筍、きのこ数種類を天ぷらと言うよりはフリッター風に揚げたものに、きのこあんあをかけたもの。アイディアとしては面白いんだけど、あんの味がちょいと濃い。醤油をもっと控えて、ダシをしっかり取った方がいい味になると思う。 次が、きのこ鍋。鍋と言っても、すでに調理されたものが陶器の器で供される。ダシは、大和肉鶏とポルチーニ茸でとり、朝採りのきのこ数種類が使われている。こちらも、やや醤油味がが強め。もっと鶏ダシをしっかり取って、醤油は控えた方がいいと思うんだけどなぁ…。 ご飯ものは、まいたけご飯。米は熊本産の七城米、まいたけは新潟産の天然物らしい。最後が、抹茶とお菓子。お菓子は桜餅だった。 やっぱり秋に行った方がいいのかもしれない。味付けは、醤油に頼ってるところがあるように感じるので、しっかりと鰹だし、あるいは鶏ダシを取って、醤油は控えた方が格段に旨くなると思う。 ビールはえびす。日本酒も厳選の日本酒を二種類だけおいているというポリシーには共感できる。しかも、純米酒を燗してくれるのはうれしい。メンソールの口には合わんかったが…。 閑静な住宅街の一軒家と言った感じの店なんだけど、次から次へと客が来る。なので、予約は必須だと思った方がいいと思う。サービシングについては、素人と思っていい。サービスの優先順位を勘違いしてる。料理内容は、メニューにしっかり書いてあるんだけど、やっぱり運んできてくれた時に説明してくれた方が、客としてはうれしいんじゃないだろ
利用したのは
一人当たりの支払額
まだいません
コメントはまだありません