穂高駅から車でおよそ10分の距離。市街地から少し離れた山間の高台に位置する「安曇野翁」。11時の開店直後に訪れたにもかかわらず、もうすでに店内は満席。待ち時間15分程と案内されました。でもそれもまた良し！お店の前には広大に広がる安曇野のの田園風景。その後ろには猛々しく穂高の山々が一望できます。もちろん店内からもこの絶景が一望できる。この風景だけでもここに来た価値あり！必見のビュースポットです。契約農家から厳選された玄蕎麦を仕入れ自家製粉。常に手を抜かずに“喉ごし”、“香り”、“味”のある蕎麦を打つ事を心がけているという蕎麦はまさに信州蕎麦を代表する味。北アルプスの伏流水を使った最上級の水。鹿児島県枕崎市の枯本節、北海道函館市南茅部町の真昆布、伊豆産の茶花どんことこれもまた厳選された素材でとった「だし」に、松本大久保しょうゆを使った返しを合わせて、きりっとしたおつゆと相性も抜群です。そしてもう一枚、お代わり用に頼んでおいた「田舎そば」。こちらは蕎麦の皮も一緒に挽きあげた太く、黒っぽい蕎麦。こちらの蕎麦はしっかりと歯ごたえがあってもぐもぐと食べる、って感じ！テーブルについて出される「そば茶」に〆の「そば湯」まで、蕎麦処信州を感じさせてもらえるやっぱりここは名店でした。
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