「arroyo/(バル/西長堀)」 地下鉄長堀駅の四番出口を出てすぐのところにある。スペイン国旗をイメージした旗が目印になるし、ガラス張りで、真っ赤に思える内装はよく目立つ。 スパニッシュ・バルは数多くあるけど、メンソールは、あまりいい店、つまり、リピートしたくなるような店に出会ったことはない。一度行って感激して、二度目に行くとぜんぜん印象が違ってたりすることもある。 それはさておき、スパニッシュバルであるにもかかわらず、シェリーがフィノ一種類しか置いてない店って、なんか力が抜けてしまう。偶然隣り合った客と仲良くなって盛り上がれるような雰囲気を持った店はそうない。 この日は、カウンターが空いてたので入ってみた。まずはサングリアと、タパスの中から豚肉のオレンジ煮(380円)。アリオリ・ポテトがあれば必ずオーダーするんだけど、カウンターのタパスケースにはなかったのでスキップした。実は、カウンターにはおいてなかったので、メニューには載ってたのでオーダーすれば出てきたとは思う。で、この豚肉のオレンジ煮がめっちゃ旨かったのだ。思わずお代わりしたくなるくらい。レモンソースとかオレンジソースとかは、どちらかと言えば控えめな味付けにすることが多いと思うんだけど、これは濃厚な味付けで、ちょっとオーバーだけど、豚肉&マーマレードと言った感じ。オレンジの味がしっかりと主張しててセクシーだった。 最初のサングリアは飲んでしまったので、次はシェリー。フィノしかなければフィノでもいいかと思ってたんだけど、マンサニーニャやクリームまである。メンソールは、サン・ドミンゴをオーダーした。香りが高くて甘口な酒で、メンソールはそれに合わせてチーズ三種盛りをオーダーした。最後は、バニラアイスクリーム添えのエスプレッソで締め。 フード類としては、タパス類とトルティージャ、ピッツァなどと、アヒージョ(土鍋ガーリック煮)、フリット系が充実してる。アラカルト系メニューは若干少なめなんだけど鉄板焼きがあって、イベリコ豚とか仔羊とかを出してくれる。スペインの白パンがないのは残念かな。
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