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メンソール

メンソール さんの「 【閉店】Aji Bene 」へのクリップ

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「Aji Bene(イタリアン/梅田)」

 イタリアンの店。少し前から気になってた。ナポリな屋台の店らしい。アジ料理が名物らしい。でも、なかなか行けなかった。日曜日の19:00過ぎ、行ってみたら営業してて、ノンが明るく迎えてくれた。コートを預かってくれたんだけど、メンソールは、コートの下はTシャツ一枚だったので、かなりびっくりされた。


 「おなか空いてる?、それとも、軽く行く?」、ノンが聞くので、「軽く行く」とメンソールが答える。で、一杯目はトリビー、そして一皿目は前菜五種盛り。店名の通りアジのカルパッチョを含んだ前菜五種盛り、アジは、あとで揚げてくれて骨センベイにしてくれる。生簀のアジを網ですくい上げて調理してくれるので、新鮮で、カルパチョ&タルタル、骨センベイは、かなりボリュームがあって満足できる。本格的に食事をしたい場合は、アジのアクアパッツァをオーダーして、残ったスープでリゾットを作ってもらうのが吉と思う。

 トリビーを飲み終わって、グラスワインをオーダーすると、グラスになみなみと、表面張力ぎりぎりまで注いでくれる。少し前のメンソールなら、ワインが脚のないグラスに注がれたら、どうやってクルクル回そうかを思い悩んだんだけど、ををっ、これは日本酒系のノリかと思いながら口から迎えに行く。フードの方は、自家製ピクルス&オリーブとなった。ワインをオーダーする時に、「ノヴェッロはないの?」と聞いてみたんだけど、置いてないらしい。

 軽く食べて、軽く飲んで帰るつもりだったんだけど、楽しいんだな。雰囲気が。メンソールが、バルとかバールとかに対して持ってる不満をすべて払拭してくるものがここにあるような気がする。シェフもサービスも、若いんだけど、ものすごく楽しそう。そしてそれが、店の雰囲気になり、客にも伝わり、楽しい気分になる。帰りたくなくなる。サービスのノンとかナツミとかを口説きたくなる。そ
んな感じ。

 楽しくなると、胃の調子も良くなってくるので、ピッツァをオーダー。秋野菜の濃厚チーズピザ。これが行けるのだな。チーズも濃厚なんだけど、乗せられている野菜達がそれぞれに主張してて楽しい。

 メンソールはカウンターに座ったんだけど、クラッシュシンバルが仕込まれていて、スタッフがある言葉を聞かされると、シンバルが打ち鳴らされる。言語にはこだわらないらしいので、日本語とイタリア語で言ってみたら、シンバルはなった。中国語(北京語)で言ってみたら、シンバルは鳴らなかった。残念ながら…。一応、北京語は伝えておいたので、以後は、北京語でも鳴るかもしれない

 最後は、リモンチェッロにしようと思ってたんだけど、切らしたとのことだったので、グラッパとした。なんかメンソールがグラッパをオーダーすると、一気飲みすると思われたらしいけど、メンソールも若くはないので、チビチビいただ
いた。

 帰り際には、シェフをはじめとして全フタッフが見送ってくれる。ノンに、「良かったら付き合ってくれるかな?」と言ったら、「事務所を通してください」問いされてしまった。ギャグが通じるスタッフはとても楽しいな。


 シェフもスタッフも若いんですけど、楽しいです。店内の天井には、漁師が使う網が配されていたり、ガラス製の浮きがあったり、アジの干物が吊してあったり…。居酒屋ってこうでなくっちゃだめだよね。居酒屋で当たり前なことが、スパニッシュ・バールとかでは、どうしてできないのか不思議だったところがあるんですけど、それを見事にやり遂げてくれてます。その意味頼もしいですし、これからが楽しみです。

 断言しますけど、リピートします。系列店(心斎橋&難波)も行ってみます。

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利用したのは ディナー

一人当たりの支払額 〜¥5,000

【閉店】Aji Bene

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