「兆治(てっちゃん鍋/西心斎橋)」 たぶん、『兆治』の看板はみたことがあっても、入ったことがある人は少ないんじゃないかな。『ル・クロ』や『ラ・ストラーダ』などが入り込んでいる路地にあるモツ鍋屋。入り口は狭いが、二階席もあって、全42席というのは驚きの広さだったりする。 ここのオーダーは、てっちゃん鍋(1,680円)にバラ(790円)を追加というのが、メンソールの観察では95%を超える。オーダーを取りに来た大将がそれをサジェストすると、客は無条件にそれをオーダーしてしまうようなところがあるので、別に客の方がそのオーダーをリピートしてるわけではない。メンソールのように、てっちゃん鍋にバラと赤センマイと言った変則オーダーする人はまずいない。これに、キムチと、ユッケか生レバをオーダーするのがパターンみたいになってるんだけど、鍋はそれなりに量が多いし、あとで麺とか雑炊とかにすることを考えると、サイドメニューはほどほどにしておいた方がよい。 バラは、色が茶色に変わったら、多少赤身が残ってても食べれる。そのころには、もやしも食べ頃になってる。対しててっちゃんは十分に火を通した方が良い。あと玉葱は、飴色になって半透明になるまで手をつけないのが吉。 味付けは、最初はすき焼き風なんだけど、食べ進むに連れて辛くなってくる。メンソールにとってはどうと言うことのない辛さだけど、辛いのが極端に弱い人なら無理かもしれない。最後はシャーベットで締めるのが良いかも…。 なお、鍋の面倒は、最後の雑炊までスタッフがみてくれるので、客としては食べることに専念できる。
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