「お客さんも店員も達人の店」カクテルの王様 マティーニで世界一の名をほしいままにしてきた巨匠・毛利氏のお店。インド観光局の上10階です。看板ないのでこの目印がないと見つかりません。巨匠のもとに集まるのはお客様だけでなくもちろんお弟子さんも。もともと社会人野球選手になるために上京してきたほどのゴリゴリの体育会精神の持ち主。ゆえに相当に面倒見がよい方のようで、還暦パーティー(in帝国ホテル)では全国に散らばるお弟子さんでいっぱいでした。店内は そんな方々が持ち寄ったのであろうわけの分らない品々でいっぱいです。そしてお弟子さんがやたら多い。お客さんより多い。ただし毛利氏がカクテルを作る際は、師匠の技を盗もうとする緊張感で店がしーんとなります。雰囲気は基本なごやか。おしゃれにデートって感じではないですよ。カップルたまに要るけど明らかに銀座の貫禄あるママと常連客。デートで使うなら付き合って長い、またはお酒に大枚はたいても怒らないタイプの方じゃないと無理ってことだね~。「世界一のバーテンダーの店ですよ」って言えば接待でも使えるし、意外に庶民的でフレンドリーな雰囲気なのでお酒好きなら親しい友人とお茶する感覚で行くのも可です。私はよく、ちょっと背伸びしたいお年頃(30前後)の先輩をそそのかして行っています。私はお父さん(57歳・理系サラリーマン)においしいお酒を飲んでもらおうと気張って連れて行ったことがあります。しかしその際お父さんが頼んだのはジンロック。「カクテルなんぞ好かん」とのこと。世界一のバーテンがいる店と言ってもみんなが喜んでくれるとは限らないのですね。ただその帰り道けんかになったのは言うまでもありません。
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