ミシュランの2つ星を獲得している創作フレンチレストラン。そして今年のベストレストラン50では、順位が上がって12位。「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」はいままでなかなか行く機会がなかったのですが、今回偶然一ヶ月前に予約の電話入れたら空いていて、なんとなく流れで予約しました。青山通り沿いに出してある看板からの店の入り口までの雰囲気がとてもいいです。近代的なレストランという感じです。店内に入るとクロークがあり、自動ドアを開けてメインダイニングに着きます。テーブル配列はかなり余裕が持たれてあり隣のテーブルが気になりません。調理場はオープンな感じで中が見えますが、完全にガラスでセパレートされていて音や匂い及び調理場の空気は完全にシャットアウトされていて、メインダイニングは居心地の良いサイレントな空間です。テーブルクロスには、Les Creations de NARISAWAの刺繍がしてあり、その上には3センチ程もあるクリスタルガラス乗っています。今回はおまかせの¥21,000コースを注文して、期待して訪問しました。料理は、すべてにイベント性が感じられるもので、食べられる「土」や「墨」が多様されています。今回のテーマは、「森とともに生きる」とロマンを感じるテーマです。まず「里山からの贈り物」はアミューズ・ブーシュは3品用意されていて、採りたてのラディッシュ 新玉ねぎの炭・北海道のアスパラ・高知のフルーツトマト・生ハムそして京都・賀茂ナス‘祇園祭り‘特にこの「祇園祭」は見た目が華やかで、毎年7月に祇園祭に行っていますが、この料理を見ただけですぐに行きたくなる傑作で感動しました。「海からの贈り物」は、灰2009バスクの風 山口県の甘鯛とヤマリの白味噌 活ラングスティーヌ 「森からの贈り物」は炭2009飛騨牛 これもまた傑作のひとつで表面が真っ黒でまさに炭ですが、切り込みを入れるとすばらしいピンクサーモン色のひれ肉がみごとな色彩を放って目の前に現れます。パンは3種類位有りましたが、もうひとつ別に韓国の石焼ビビンパ用の石鍋を300度に熱して木の蓋をしてその場で作るパンが面白いなと思いました。バターがまた面白く、鉢植えの植木鉢に見立てたものでティラミスに似た見た目も楽しめる物です。土の部分も自家製で作った食べれる土で草の芽まで生えてます。海からの贈り物、菜園・里山からの贈り物、山からの贈り物などの名前のメニュー構成で季節によって内容が変わるようです。あらゆる場面で、土、炭、氷点下ガス、などの意外性に富む演出が魅力な店です。おそらく今まで行ったレストランの中でも間違いなくベスト1の店で同伴者もなぜこの店がミシュラン☆☆なのか不思議だと繰り返していました。従業員に聞いても皆さんそうおっしゃります。とうれしそうに答えてくれました。ここの唯一ま欠点は、ワインが高いということで、グラスで白のアルザスでも¥3000を取ることで、今回はグラスでシャンパーニュと白ワインにしましたが、他のテーブルを見ると皆さんボトルを取っているようですが、平均一本二万円前後と通常販売店で買う価格の5倍はとっていると思いました。でもこれだけすばらしい料理を味わわせていただければ、ひとり三万円程度でも納得でした。たびたびはなかなか来れないですが、何かイベントのとき、ここ一番のときに来たくなる店でした
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